自己教示的FF教室

２００２．７．２７

今日は、同僚の後輩君を連れての釣行です。前から一度渓流のＦＦはどよ・・って誘っていた彼です。
早朝、彼を拾っていつもの川に向かいます。

このところ台風の影響で晴れてはいたのですが、かなり強風の日が続いていました。今日は、比較的穏やかのようですが、その分夏の日差しでかなり暑くなりそうです。
先ずは、連れの彼に身支度をしてもらいます。ウェーダーやシューズは、私のお下がり２軍品を着てもらいます。ロッドやリールなどのタックル類は子供用にしている「何があっても全く気にならない品々」で固め、彼にも気兼ねなく楽しむように伝え川に入りました。
取り合えずフライフィッシングのイメージを掴んでもらうため、私が１尾釣るまで見ていてもらうことにして釣り上がります。勝手知ったる場所だけに直ぐ釣れると思ったのが甘かった。。以外に木っ端ヤマメしか居なくてフッキングしない・・。
しかし、そこはそれ備北のパラダイス系渓流・・、少し釣り上がった懐のある瀬で良型ヤマメをキャッチ。後ろに付いていた彼もフライにライズしてキャッチするまでの一部始終を見てもらえました。

彼にも取り合えずのテンカラ・キャスト程度をレクチャーして始めてもらいます。彼は、全く釣りの経験がないのでかなり無謀な企画です（笑）。とにかく１尾釣れれば良しと・・。まずは各ポイントごとに簡単なレクチャーを行い渓流釣りの基本的なことを教えていきます。いつもの半分以下のゆっくりしたペースでじっくりポイントを見て、その場の状況判断を同行の彼に説明していていると、いつもは感覚的流していることが妙に頭の中に整理されて行く気がします。何事でも人に教えることは、自分の勉強になるとは言いますが、ちょっと驚きな感覚かな？？

さて、問題の彼の方は、何度かチビ＆良型の反応がありますが、強烈なドラグが掛かりまくって魚が咥えきれません。男相手にここまでやりたくは無いですが、背に腹は替えられません。ついに手取り足取りアシストまでやっているのですが、イマイチ上手く行きません。出来ればこんなことは、女の子相手にしたいですね。。次ぎは女の子を・・・（以下省略）。うっ、いかん、いかん。。（笑）
しかし、雑念？が多いせいか、私は私で彼の目前で完璧に出てきたヤマメを見事にスッポ抜けやらかしたりして、もうボロボロ・・・（悲）。後半は、なんとかゴギが出てきてくれたので例の勝手に釣れていた系でかなり救われましたけど。。

結局、同伴の彼には１尾も釣ってももらえませんでしたが、渓魚の姿だけは見てもらえました。山の渓流で魚達と一日遊ぶことが気に入ってもらえたでしょうか？？